ExpressVPNを導入しようとした際に、予期せぬエラーでExpressVPNのインストールができない状況にお困りではありませんか。
もしかしたら、過去のアンインストール失敗が影響していたり、更新できないエラーに悩んでいたりするのかもしれません。
また、無事にインストールできたと思ってもログインできない、あるいはサインイン自体に問題が発生するケースもあります。
多くのユーザーが、エクスプレスVPNに接続できないといった通信トラブルや、ExpressVPNのルーター設定の具体的な方法、そもそもExpressVPNはどのデバイスに対応しているのかといった基本的な疑問を抱えています。
中には、ExpressVPNがバックグラウンドで動くのはなぜか、またはExpressVPNは違法ですか、といったサービスの安全性や法律に関する不安を感じる方もいるかもしれません。
この記事では、インストール時の一般的なエラーから少し専門的な疑問に至るまで、様々な問題を修復するための具体的な手順を網羅的に解説します。
万が一、ご自身で解決できない場合でも、日本語での問い合わせ方法までしっかりと案内しますので、安心して読み進めてください。
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ExpressVPNをインストールできない原因と解決策
※画像はイメージ:VPNログ
ExpressVPNはどのデバイスに対応?
ExpressVPNのインストールを試みる前に、まずお使いのデバイスが公式にサポートされているかを確認することが基本となります。
対応していないOSや古いバージョンのデバイスでは、そもそも正常にインストールできないためです。
ExpressVPNは非常に幅広いデバイスに対応しているのが特徴です。
具体的には、パソコン、スマートフォン、ルーター、ブラウザ拡張機能、スマートテレビなど、多岐にわたるプラットフォームで利用できます。
パソコンでの対応状況
Windows、macOS、Linuxといった主要なデスクトップOSに完全対応しています。
公式サイトから各OS専用のアプリをダウンロードできますので、必ずご自身のOSに合ったインストーラーを使用してください。
スマートフォン・タブレットでの対応状況
iOS(iPhone, iPad)とAndroidの双方に対応しています。
それぞれApp StoreとGoogle Play Storeから公式アプリをインストール可能です。
もしGoogle PlayにアクセスできないAndroidデバイスをお持ちの場合でも、公式サイトからAPKファイルを直接ダウンロードしてインストールする代替手段が用意されています。
その他の対応デバイス
専用アプリが提供されていないデバイスであっても、利用を諦める必要はありません。
デバイスカテゴリ | 具体的な対応例 |
ルーター | Asus, Linksys, Netgearの一部の互換モデル |
ブラウザ拡張機能 | Google Chrome, Mozilla Firefox, Microsoft Edge |
スマートテレビ | Apple TV, Samsung Smart TV, Amazon Fire TV Stick |
ゲーム機 | PlayStation, Xbox, Nintendo Switch |
これらのデバイスでは、VPN対応ルーターを設定するか、パソコンのVPN接続を共有するなどの方法でExpressVPNの恩恵を受けることができます。
したがって、インストールできない原因を探る第一歩として、お使いのデバイスが公式サイトの対応リストに含まれているか、改めて確認することをおすすめします。
更新できない時の具体的な対処法
ExpressVPNアプリの更新中にエラーが発生し、アップデートを正常に完了できない場合があります。
この問題は、主にシステムの一時的な不具合や、他のプログラムとの競合によって引き起こされることが多いです。
この現象に遭遇した場合、最も一般的なエラーメッセージの一つに「システムのリブートが必要なので、何の措置も講じられませんでした(0x8007015E)」というものがあります。
このエラーが表示された際は、以下の手順を一つずつ試してみてください。
各手順を実行するごとに、問題が解決したかを確認するのが効率的です。
①:保留中のWindowsアップデートを完了させる
Windows Updateに保留中の更新プログラムがあると、他のアプリケーションのインストールや更新に影響を与えることがあります。まずはOSを最新の状態にしてください。
②:既存のExpressVPNアプリをアンインストールする
更新がうまくいかない場合、一度クリーンな状態に戻すのが有効です。コントロールパネルまたは設定アプリからExpressVPNをアンインストールします。
③:セキュリティソフトを一時的に無効にする
ウイルス対策ソフトやファイアウォールが、更新プロセスを誤って脅威とみなし、ブロックしている可能性があります。更新作業中だけ、これらのセキュリティ機能を一時的にオフにしてみてください。
④:最新版のインストーラーをダウンロードして実行する
アンインストールとセキュリティソフトの無効化が完了したら、ExpressVPNの公式サイトにサインインし、最新バージョンのアプリをダウンロードして、新規インストールを実行します。
これらの手順を踏むことで、ほとんどの更新エラーは解決する傾向にあります。
もし、これらの方法を試しても状況が改善しない場合は、より複雑な問題が潜んでいる可能性も考えられます。
アンインストール失敗時の修復方法
ExpressVPNの再インストールを試みる際に、前回のアンインストールが正常に完了していないことが原因で、新しいインストールがブロックされることがあります。
この「アンインストール失敗」の状態を解決するには、専用のツールを使用するのが最も確実な方法です。
特に、エラーコード「1721」が表示される場合は、アンインストールプロセスに問題があることを示しています。
このエラーは、Windows Installerパッケージがアンインストールに必要なプログラムを実行できない場合に発生します。
このような状況で推奨されるのが、「Microsoft Program Install and Uninstall troubleshooter」です。
これはMicrosoftが公式に提供しているトラブルシューティングツールで、プログラムのインストールやアンインストールに関する様々な問題を自動で検出・修復してくれます。
修復ツールの使用手順
- Microsoftの公式サイトから「Microsoft Program Install and Uninstall troubleshooter」をダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを実行し、画面の指示に従って進みます。
- 問題の選択画面で「アンインストール」を選択します。
- プログラムの一覧から「ExpressVPN」を見つけて選択し、「次へ」をクリックします。
- 「はい、アンインストールを試行します」を選択し、ツールによる処理が完了するのを待ちます。
処理が完了すると、「固定済み」または「fixed」といったメッセージが表示されます。
このツールを使うことで、レジストリに残った不要な情報や破損したファイルがクリーンアップされ、正常にアンインストールが完了した状態になります。
その後、改めてExpressVPNの公式サイトから最新版をダウンロードし、インストールを試みてください。
インストール後にサインインできない問題
ExpressVPNのアプリは無事にインストールできたものの、いざ利用しようとするとサインインやログインができない、という問題も報告されています。
この問題は、アカウント情報、ネットワーク設定、またはアプリの一時的な不具合など、複数の要因によって引き起こされる可能性があります。
まず確認すべきは、入力しているアカウント情報が正しいかという点です。
ExpressVPNにサインインするには、通常、登録したメールアドレスとパスワード、またはアクティベーションコードが必要です。
アカウント情報の確認
メールアドレスとパスワード
大文字と小文字の区別、不要なスペースの有無などを再度確認してください。
パスワードを忘れた場合は、公式サイトのサインインページからリセット手続きが可能です。
アクティベーションコード
WindowsやMac、ルーター版アプリの初回設定時には、アクティベーションコードが必要です。
公式サイトのアカウントダッシュボードで確認できるこのコードを、正しくコピー&ペーストしているか確認しましょう。
その他の対処法
アカウント情報に誤りがないにもかかわらずサインインできない場合は、以下の点を試してみてください。
アプリとデバイスの再起動
最も基本的ながら効果的な方法です。
アプリを完全に終了させてから再度起動するか、デバイス自体を再起動することで、一時的な不具合が解消されることがあります。
セキュリティソフトの確認
前述の通り、ウイルス対策ソフトやファイアウォールがExpressVPNの通信を妨げている可能性があります。
一時的に無効にしてサインインを試みてください。
別のネットワークで試す
可能であれば、別のWi-Fiネットワークやスマートフォンのテザリングなどを利用して接続を試みます。
特定のネットワーク環境下でのみ問題が発生しているのかを切り分けることができます。
これらの方法で解決しない場合、アカウント自体に何らかの問題が発生している可能性も否定できません。
その際は、速やかにExpressVPNのサポートチームに連絡することをおすすめします。
エクスプレスVPNに接続できない原因
インストールとサインインが完了しても、肝心のVPNサーバーに接続できない、または接続が頻繁に途切れるというトラブルも起こり得ます。
この問題の多くは、ネットワーク環境、サーバーの選択、またはプロトコルの設定に起因します。
まず試すべきは、別のVPNロケーションを選択してみることです。
特定のサーバーがメンテナンス中であったり、一時的に高負荷であったりする可能性があります。
アプリ内で別の国や都市のサーバーを選んで接続を試みてください。
それでも状況が改善しない場合は、VPNプロトコルの変更が有効な場合があります。
ExpressVPNアプリの設定画面には「プロトコル」という項目があり、複数の選択肢が用意されています。
- 自動選択: 通常はこの設定が推奨されます。ネットワーク状況に応じて最適なプロトコルを自動で選んでくれます。
- Lightway (UDP / TCP): ExpressVPNが独自に開発した最新のプロトコルです。速度と安定性に優れていますが、まれにネットワーク環境と相性が悪い場合があります。UDPで接続できない場合はTCPを試してみてください。
- OpenVPN (UDP / TCP): 業界標準で信頼性が高いプロトコルです。
初期設定の「自動選択」で接続できない場合は、手動で他のプロトコルに切り替えてみることで、接続が確立されることがあります。
特に、公共のWi-Fiなど制限の厳しいネットワーク環境では、プロトコルの変更が効果を発揮しやすいです。
これらの基本的な対処法を試してもなお接続できない場合は、デバイスのネットワーク設定をリセットするか、ExpressVPNのサポートに問い合わせることを検討しましょう。
ExpressVPNがインストールできない時のFAQ
※画像はイメージ:VPNログ
ポイント
ExpressVPN ルーター設定の注意点
ExpressVPNをルーターに直接インストールすれば、そのルーターに接続する全てのデバイス(ゲーム機やスマートテレビなど)をまとめてVPNで保護できるため、非常に便利です。
しかし、ルーターへの設定は、パソコンやスマホへのアプリインストールと比べて少し複雑なため、いくつかの注意点があります。
最大の注意点は、全てのルーターがExpressVPNに対応しているわけではない、という事実です。
ExpressVPNのファームウェアをインストールできるのは、特定のAsus、Linksys、Netgearの互換モデルに限られます。
お使いのルーターがこれらの互換モデルリストに含まれているか、公式サイトで必ず確認してください。
対応していないルーターに無理にファームウェアをインストールしようとすると、ルーターが故障し、二度と使えなくなる「文鎮化」という深刻な事態に陥る危険性があります。
設定プロセスの概要
- 互換性の確認: ExpressVPN公式サイトで、お使いのルーターのモデル名がリストにあるかを確認します。
- 専用ファームウェアのダウンロード: アカウントダッシュボードから、ご自身のルーターモデルに合ったExpressVPNファームウェアをダウンロードします。
- ルーター管理画面へのアクセス: ブラウザでルーターの管理画面(通常は
192.168.1.1
など)にアクセスします。 - ファームウェアの書き換え: 管理画面の「ファームウェアの更新」などのメニューから、ダウンロードしたExpressVPNのファームウェアをアップロードし、インストールを実行します。
- ExpressVPNの設定: インストール完了後、ルーターは自動的に再起動します。その後、ExpressVPNのセットアップページにアクセスし、アクティベーションコードを入力して設定を完了させます。
このプロセスは慎重な操作を要するため、公式サイトの手順ガイドを熟読しながら進めることが大切です。
もし自信がない場合は、初めからExpressVPNがプリインストールされたルーターを購入するという選択肢も考えられます。
ExpressVPNがバックグラウンドで動くのはなぜ?
ExpressVPNをインストールすると、アプリを直接操作していなくてもバックグラウンドでプロセスが動き続けていることに気づくかもしれません。
これは、VPNサービスの機能を正常に維持し、ユーザーのプライバシーを常に保護するために意図された、正常な動作です。
主に、以下の二つの機能を実現するためにバックグラウンドで動作しています。
一つは、「キルスイッチ(Network Lock)」機能です。
これは、何らかの理由でVPN接続が予期せず切断された場合に、インターネット通信全体を自動的にブロックする仕組みです。
この機能が常に待機していることで、VPNが切れた瞬間に保護されていない生のIPアドレスが漏洩するのを防ぎます。
この監視プロセスは、バックグラウンドで常時実行されている必要があります。
そしてもう一つは、「自動接続」機能です。
アプリの設定で「OS起動時にExpressVPNを起動する」や「最後に使用したロケーションに接続する」を有効にしている場合、デバイスの起動と同時にVPN接続を確立するために、関連するサービスがバックグラウンドで待機しています。
これらのプロセスは、システムのパフォーマンスに大きな影響を与えないよう最適化されています。
したがって、ExpressVPNがバックグラウンドで動いていることは、セキュリティと利便性を高めるための仕様であり、心配する必要はありません。
ExpressVPNは違法ですか?という疑問
VPNサービスの利用を検討する際に、「VPNの利用はそもそも合法なのか」という点は、多くの人が抱くもっともな疑問です。
特に「ExpressVPNは違法ですか?」という問いに対しては、明確な答えがあります。
まず、日本国内において、個人がプライバシー保護やセキュリティ向上、地理的制限のあるコンテンツへのアクセスといった目的でVPNサービスを利用すること自体は、完全に合法です。
法律で禁止されている行為ではありません。
ただし、注意すべきは「VPNを使って何をするか」という点です。VPNはあくまで通信を暗号化し、IPアドレスを隠すためのツールです。
このツールを利用して、著作権を侵害するコンテンツの違法ダウンロードやアップロード、他者へのサイバー攻撃、その他の犯罪行為を行うことは、当然ながら違法となります。
要するに、ツールの利用自体は合法ですが、そのツールを使った結果が違法行為であれば罰せられる、ということです。
これは、包丁を料理に使うのは合法でも、人を傷つけるために使えば違法になるのと同じ理屈です。
ExpressVPNは、ユーザーのプライバシー保護をポリシーとして掲げる信頼性の高いサービスですが、利用規約においても違法行為への利用は明確に禁止しています。
したがって、日本の法律とサービスの利用規約を遵守している限り、ExpressVPNの利用に違法性は全くありません。
問い合わせは日本語でできる?
ExpressVPNは海外に拠点を置くサービスですが、グローバルな展開に伴い、サポート体制も充実しています。
特に、日本語での問い合わせに対応している点は、日本のユーザーにとって大きな安心材料です。
問題が自力で解決できない場合、主に二つの方法で日本語サポートを受けることができます。
24時間対応のライブチャット
一つは、24時間対応のライブチャットです。
公式サイトの右下に表示されるチャットウィンドウから、リアルタイムでサポート担当者とやり取りができます。
英語の担当者が出た場合でも、多くは組み込みの翻訳ツールを使って日本語でコミュニケーションを取ってくれるため、気兼ねなく日本語で質問を投げかけることが可能です。
迅速な回答が欲しい場合に最も適した方法です。
メールによる問い合わせ
もう一つは、メールによる問い合わせです。
より複雑な問題や、診断ログファイルなどを添付して詳細に状況を説明したい場合に有効です。
公式サイトのサポートページからメールを送信すると、通常24時間以内に日本語で返信が届きます。
インストールに関するエラーで問い合わせる際は、エラーコードや試した対処法、お使いのデバイスとOSのバージョンなどを具体的に伝えることで、よりスムーズで的確なサポートが受けられます。
海外サービスでありながら日本語で手厚いサポートが受けられる点は、ExpressVPNが多くの日本人ユーザーに選ばれる理由の一つと言えるでしょう。
ExpressVPNのインストールができないを総括
※画像はイメージ:VPNログ
この記事では、ExpressVPNがインストールできない様々な原因と、それに対応する具体的な解決策を解説してきました。
最後に、問題解決のための重要なポイントを一覧でまとめます。
ポイント
- まず使用デバイスがExpressVPNに対応しているか確認する
- インストールは公式サイトから最新版をダウンロードして行う
- エラー発生時はまずPCやスマホを再起動してみる
- インストール前にウイルス対策ソフトを一時的に無効化する
- Windows Updateが保留中でないか確認し最新の状態にする
- エラーコードが表示された場合はその番号を基に原因を探る
- 更新できない場合は一度アンインストールしてから再設定する
- アンインストールに失敗したらMicrosoftの公式修復ツールを使う
- インストール後のサインインには正しいアカウント情報が必要
- VPN接続できない時は別のサーバーロケーションを選択してみる
- 接続が不安定ならアプリ設定でVPNプロトコルを変更する
- ルーター設定は対応モデルでのみ可能で慎重な作業が求められる
- バックグラウンドでの動作はキルスイッチ等の正常な機能のため
- 日本でのVPN利用は合法だが違法行為への使用は禁止
- 解決しない場合は日本語対応のライブチャットやメールで問い合わせる
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