ExpressVPNを利用していると、予期せぬトラブルや設定に関する疑問が生じることがあります。
例えば、急にサインインできなくなったり、サービスの解約や自動更新と返金に関する手続きで迷ったりすることもあるかもしれません。
また、メールアドレスの変更やアカウント削除の方法、ExpressVPNで固定IPが利用できるのか、あるいは無料トライアル7日の具体的な条件など、細かい点について公式な情報を求める方もいるでしょう。
さらに、サービスの利用を検討している段階では、ExpressVPNは合法なのか、そもそも信頼できますか?といった根本的な安全性や、エクスプレスVPNはどの会社が運営しているのかという透明性に関する疑問も浮かびます。
この記事では、こうしたExpressVPNの問い合わせに関するあらゆる疑問に答えるため、公式なサポート窓口の利用方法から、各種手続き、よくある質問までを包括的に解説していきます。
ExpressVPNでは、ユーザーが抱える問題や疑問を解決するために、主に2つの問い合わせ方法を用意しています。
それぞれの特徴を理解し、状況に応じて最適な手段を選ぶことが迅速な問題解決の鍵となります。
問い合わせ方法 | 受付時間 | 返答形式 | 日本語対応 | 特徴 |
ライブチャット | 24時間365日 | リアルタイム | 可 | 最も迅速な解決が期待できる。待ち時間が少なく、その場で担当者と直接やり取りが可能。 |
メール | 24時間365日 | 後日返信 | 可 | 緊急性は低いが、詳細な説明やファイルの添付が必要な場合に適している。 |
一般的に、急を要する問題や操作方法に関する質問はライブチャット、複雑な問題の報告や記録を残したい場合はメールでの問い合わせが推奨されます。
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この記事を読むことで、以下の点について理解が深まります。
ExpressVPNの問い合わせ方法と各種手続き
※画像はイメージ:VPNログ
サインインできない場合の解決策
ExpressVPNにサインインできない場合、いくつかの原因が考えられます。
慌てずに以下の点を確認することで、問題が解決することが多くあります。
最初に試すべきは、入力したメールアドレスとパスワードが正確であるかの確認です。
特に大文字と小文字の区別や、不要なスペースが入っていないかを見直してください。
パスワードを忘れてしまった場合は、公式サイトのログインページにある「パスワードをお忘れですか?」のリンクから再設定手続きを行えます。
次に、インターネット接続が安定しているかを確認します。
Wi-Fiルーターの再起動や、別のネットワーク(例えばスマートフォンのテザリングなど)に接続してみることで、ネットワーク側の問題かどうかを切り分けることが可能です。
また、ExpressVPNアプリが最新バージョンでない場合、互換性の問題でログインできないことがあります。
利用しているデバイスのアプリストアや公式サイトから、最新版へのアップデートがないか確認してください。
これらの基本的な対処法を試しても解決しない場合は、何らかのシステム的な問題やアカウント固有の問題である可能性が考えられます。
その際は、ExpressVPNのサポートに直接問い合わせるのが最も確実な解決策となります。
ExpressVPNの解約手続きについて
ExpressVPNのサービスが不要になった場合、解約手続きはアカウント管理ページから簡単に行うことができます。
ここで言う「解約」とは、多くの場合、次回の契約が自動的に更新されるのを停止する手続きを指します。
手続きの基本的な流れは以下の通りです。
- ExpressVPN公式サイトにアクセスし、自分のアカウントにサインインします。
- アカウントのダッシュボード(マイアカウント)内にある「サブスクリプション設定の管理」といった項目をクリックします。
- 画面の指示に従い、「自動更新を無効にする」または同様の選択肢を選びます。
- 確認画面が数回表示されることがありますが、その都度、意思を確認して進めていくと手続きは完了します。
この自動更新停止の手続きを完了させれば、現在の契約期間が満了した時点でサービスは利用できなくなり、それ以降の請求は発生しません。
なお、この手続きはアプリ内からは行えず、ウェブブラウザ経由で公式サイトにアクセスする必要がある点には注意が必要です。
自動更新の停止と返金の依頼方法
前述の通り、自動更新の停止はアカウント管理ページから設定できますが、これはあくまで次回の課金を停止する手続きであり、支払い済みの料金が返金されるわけではありません。
ExpressVPNが提供する30日間返金保証を利用して返金を希望する場合は、別途、サポートへの連絡が必要です。
返金を依頼する手順は、ライブチャットを利用するのが最もスムーズです。
公式サイトからライブチャットを開始し、まずは日本語での対応を依頼します。
その後、アカウント情報(登録メールアドレスなど)を伝えた上で、「30日間返金保証を利用して解約し、返金を希望する」旨を明確に伝えてください。
サポート担当者から解約理由などを尋ねられることがありますが、正直に回答すれば問題ありません。
例えば、「サービスに不満はないが必要がなくなった」といった理由でも大丈夫です。
手続きが受理されると、通常5~7営業日ほどで、支払い時に使用したクレジットカードやPayPalアカウントに返金処理が行われます。
注意点として、返金は米ドル建てで行われるため、購入時と返金時で為替レートが変動している場合、実際に返金される日本円の金額に差額が生じる可能性があることは理解しておく必要があります。
アカウント削除の具体的な流れ
ExpressVPNの利用を完全にやめ、個人情報をサーバーから削除したい場合は、「解約(自動更新の停止)」に加えて「アカウント削除」の依頼が必要となります。
ExpressVPNは厳格なノーログポリシーを掲げており、ユーザーのオンラインアクティビティを記録していませんが、支払い情報やアカウント設定などの情報は保持しています。
アカウント全体の削除を希望する場合も、返金手続きと同様にカスタマーサポートへの連絡が不可欠です。
ライブチャットまたはメールで、アカウントを完全に削除したい旨を伝えてください。
この依頼を行うと、本人確認のために登録メールアドレスなどを尋ねられます。
手続きが進行すると、アカウントに関連する全ての情報(ログイン情報、支払い履歴、設定など)がExpressVPNのデータベースから永久に削除されます。
一度アカウントを削除すると、元に戻すことはできません
。将来的に再度利用する可能性が少しでもある場合は、自動更新を停止しておくだけに留めておくのが賢明な判断と言えるでしょう。
完全に不要になった場合にのみ、アカウント削除を依頼することをお勧めします。
メールアドレスの変更は可能か
ExpressVPNのアカウントに登録しているメールアドレスは、セキュリティ上の理由から、ユーザー自身で管理画面から直接変更することはできません。
これは、アカウントの乗っ取りなどを防ぐための措置と考えられます。
もし、登録しているメールアドレスが使用できなくなった、あるいは別のメールアドレスに変更したいという場合は、カスタマーサポートに直接連絡して変更を依頼する必要があります。
ライブチャットかメールで、現在の登録メールアドレスと、新しく登録したいメールアドレスを伝えてください。
その際、本人確認とセキュリティチェックのために、アカウントに関するいくつかの質問(例えば、支払い方法の一部情報など)に答えるよう求められることがあります。
サポートチームが本人であると確認でき次第、登録メールアドレスの変更処理を行ってくれます。
手続きには多少の時間がかかる場合もありますが、セキュリティを確保するためには必要な手順です。
メールアドレスはアカウントへのアクセスや重要なお知らせの受信に不可欠なため、変更が必要になった際は速やかにサポートへ連絡しましょう。
無料トライアル7日の利用条件
ExpressVPNには「無料トライアル7日」という制度が存在しますが、これには特定の利用条件があります。
このトライアルは、主にiOS(App Store)またはAndroid(Google Playストア)のスマートフォンアプリから初めてExpressVPNを申し込むユーザーを対象としています。
つまり、パソコンなどから公式サイトに直接アクセスして契約した場合は、この7日間の無料トライアルは適用されません。
アプリ経由での申し込み時に限り、7日間無料で全ての機能を試すことができ、期間が終了する前にキャンセルすれば料金は一切かからない仕組みです。
一方で、公式サイトから申し込んだ場合は、代わりに「30日間返金保証」が適用されます。
これは、契約から30日以内であれば、理由を問わず全額返金してもらえるという保証です。実質的に、この30日間が全てのデバイスで利用できるお試し期間として機能します。
要するに、スマートフォンアプリ限定で手軽に試したい場合は7日間無料トライアル、パソコンを含めじっくりとサービスを評価したい場合は公式サイトから申し込んで30日間返金保証を利用するのが良いでしょう。
両者は提供形態が異なるため、自身の利用環境に合わせて選ぶことが大切です。
ExpressVPN問い合わせ前のよくある質問
※画像はイメージ:VPNログ
ExpressVPNは信頼できますか?
ExpressVPNが信頼できるかどうかを判断する上で、最も重要な要素は「プライバシー保護への取り組み」です。
この点において、ExpressVPNは業界最高水準の対策を講じていると考えられます。
ノーログポリシーと第三者監査
ExpressVPNは、ユーザーのIPアドレス、閲覧履歴、DNSクエリといったオンラインアクティビティを一切記録・保存しない「厳格なノーログポリシー」を掲げています。
これは単なる自己申告ではなく、PwCやCure53、KPMGといった世界的に著名な独立監査法人による第三者監査を定期的に受けることで、その正当性を客観的に証明しています。
これらの監査レポートは公開されており、透明性の高さを裏付けています。
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高度なセキュリティ技術
また、独自開発のVPNプロトコル「Lightway」は、高いセキュリティを維持しながら、高速かつ安定した接続を実現するように設計されています。
従来のプロトコルよりもコードベースが軽量で、監査も容易なため、脆弱性のリスクが低減されています。
さらに、全ての通信は軍事レベルとも言われるAES-256暗号化によって保護されており、データが第三者に傍受されるのを防ぎます。
これらの徹底したプライバシー保護方針と技術的な裏付けから、ExpressVPNは非常に信頼性の高いVPNサービスの一つであると言えるでしょう。
ExpressVPNは合法なサービスか
一般的に、日本を含む世界中のほとんどの国において、VPN(仮想プライベートネットワーク)を利用すること自体は完全に合法です。
VPNは、個人のプライバシーを保護し、インターネットのセキュリティを強化するための正当なツールとして広く認識されています。
企業が社内ネットワークへの安全なリモートアクセスを確保したり、個人が公衆Wi-Fi利用時の情報漏洩を防いだりする目的で、ごく普通に使用されています。
したがって、ExpressVPNを日本国内で利用することは、法律に抵触する行為ではありません。
ただし、注意すべき点も存在します。
一部の国、例えば中国、ロシア、トルコなどでは、政府が認可していないVPNサービスの利用を厳しく制限、あるいは禁止しています。
これらの国でVPNを利用する際は、現地の法律を十分に確認する必要があります。
また、言うまでもなく、VPNを利用して著作権侵害、詐欺、ハッキングといった違法行為を行うことは、VPNの利用有無に関わらず法律で罰せられます。
VPNは匿名性を高めますが、完全な免罪符になるわけではありません。
要するに、ExpressVPNを合法的な目的で使用する限り、法的な問題は全くないということです。
エクスプレスVPNはどの会社が運営?
ExpressVPNは、英領ヴァージン諸島に本拠を置くExpress VPN International Ltd.によって運営されています。
データ保持法などの影響を受けにくい法域に拠点を置くことで、ユーザーのプライバシーを保護しやすい環境を整えています。
2021年に、ExpressVPNは英国に拠点を置くデジタルプライバシーおよびセキュリティ企業であるKape Technologies(ケープ・テクノロジーズ)に買収されました。
Kape Technologiesは、CyberGhostやPrivate Internet Accessといった他の著名なVPNサービスも傘下に収めています。
この買収については、一部のユーザーからKape Technologiesの過去の事業内容(広告関連事業など)を理由に、プライバシー保護への影響を懸念する声が上がったことも事実です。
しかし、ExpressVPNは買収後も独立した運営を継続し、これまで通りの厳格なノーログポリシーを維持すること、そして第三者機関による監査を継続することを公約しています。
実際に、買収後も複数の監査を受けており、そのポリシーに変更がないことを示し続けています。大手資本の傘下に入ったことで、サービスの安定性や研究開発力が向上したという側面も考えられます。
ExpressVPNで固定IPは使えるか
ExpressVPNでは、追加オプションとしての「固定IPアドレス(静的IPアドレス)」の提供は行っていません。
ExpressVPNのサーバーに接続する際に割り当てられるIPアドレスは、基本的に動的IPアドレスです。
これは、複数のユーザーでIPアドレスを共有する仕組みであり、個人のアクティビティを特定しにくくするため、プライバシー保護の観点からはむしろ利点となります。
接続するたびに異なるIPアドレスが割り当てられる可能性がありますが、同じサーバーロケーションに再接続した場合、偶然同じIPアドレスが割り当てられることもあります。
しかし、それが保証されているわけではありません。
特定のサービスを利用するために、毎回必ず同じIPアドレスで接続する必要がある、という特殊な要件がある場合には、ExpressVPNは最適ではない可能性があります。
そのような用途には、NordVPNなど、有料の追加オプションとして専用の固定IPアドレスを提供している他のVPNサービスを検討する必要があります。
要するに、一般的なプライバシー保護や地域制限の回避といった目的であればExpressVPNの動的IPで全く問題ありませんが、固定IPが必須の業務用途などには対応していない、と理解しておくのが正確です。
総括:ExpressVPNの問い合わせ方法
※画像はイメージ:VPNログ
ポイント
- ExpressVPNの主な問い合わせ方法はライブチャットとメールの2種類
- 最も迅速な解決を望むなら24時間対応のライブチャットが最適
- ライブチャットもメールも日本語での対応が可能
- サインインできない時はまずパスワードやネットワーク接続を確認する
- 解約は自動更新を停止する手続きを指しアカウント管理画面から行う
- 30日間返金保証の利用にはサポートへの直接連絡が必須
- 返金依頼はライブチャット経由が最もスムーズ
- アカウント自体の完全な削除もサポートへの依頼が必要
- 登録メールアドレスの変更は自分ではできずサポートに依頼する
- 7日間の無料トライアルは主にスマホアプリからの新規登録が対象
- 公式サイトからの申し込みは30日間返金保証が適用される
- ExpressVPNは第三者監査を受けたノーログポリシーにより信頼性が高い
- 日本でのVPN利用は完全に合法
- 運営会社はKape Technologies傘下だが独立した運営を継続
- 専用の固定IPアドレスは提供しておらず動的IPを採用している
\2年+4カ月延長!61%オフ /
30日間返金保証付き