ExpressVPN

ExpressVPNで「あなたのIPアドレスは公開されています」の原因と対処法

※本記事はアフェリエイト広告を利用しています。

PCを起動した際やインターネットを閲覧中に、ExpressVPNから「あなたのIPアドレスは公開されています」というメッセージが表示され、驚いた経験はありませんか。

お使いのPCで「あなたは公開されています」と警告されると、何か危険な状態なのではないかと不安になるかもしれません。

このメッセージが示すipアドレスの公開とはそもそも何を指すのか、また、その危険性の有無について気になる方も多いはずです。

実際、IPアドレスが公開されるとどうなるのか、最悪の場合、法的な開示請求に繋がる可能性はあるのでしょうか。

また、このような表示をするExpressVPNは安全なサービスなのか、あるいはExpressVPNはIPアドレスを追跡できますか、といったサービス自体への疑問も浮かびます。

一方で、セキュリティ対策としてIPアドレスを非公開にするデメリットは何かという点も知っておきたいところです。

この記事では、PCのスタートアップで意図せず起動する問題や、不要な場合のアンインストール方法も含め、このメッセージに関するあらゆる疑問に網羅的にお答えしていきます。

 

\2年+4カ月延長!61%オフ /

30日間返金保証付き

 

この記事の内容

  • 「あなたのIPアドレスは公開されています」表示の本当の意味
  • IPアドレスが公開されることの危険性と具体的なリスク
  • ExpressVPNの安全性とプライバシーに関する疑問への回答
  • 不要な場合のExpressVPNの停止・削除方法

ExpressVPN「あなたのipアドレスは公開されています」表示の意味

ExpressVPN「あなたのipアドレスは公開されています」表示の意味

※画像はイメージ:VPNログ

ipアドレスとは何か

IPアドレスとは、「Internet Protocol Address」の略称で、インターネットに接続されたパソコンやスマートフォンなどの各機器に割り当てられる、いわば「インターネット上の住所」のようなものです。

Webサイトを閲覧したり、メールを送受信したりする際、通信相手を正確に識別するためにこのIPアドレスが使われます。

私たちがWebサイトにアクセスすると、自分の使っている機器のIPアドレスが、アクセス先のWebサイトの管理者に通知されます。

これは、Webサイト側がどこからアクセスがあったのかを把握し、要求された情報を正確に送り返すために不可欠な仕組みです。

このように、インターネットを利用する上でIPアドレスが通信相手に伝わること自体は、ごく当たり前の通信プロセスの一部と言えます。

主に、家庭や外出先で利用する際には「グローバルIPアドレス」という、世界中で重複しない番号が通信事業者(プロバイダ)から自動的に割り当てられます。

 

PCであなたは公開されていますと表示される理由

PCで突然「あなたは公開されています」といったメッセージが表示されると、多くの方が不安を感じるかもしれません。

しかし、この表示の主な理由は、ExpressVPNというサービスのマーケティング戦略の一環であることがほとんどです。

ExpressVPNは、ユーザーのIPアドレスを隠して通信を匿名化する「VPN」というサービスを提供しています。

公式サイトにアクセスしたユーザーや、提携するメーカー(HPやDynabookなど)のPCにプリインストールされているアプリが、ユーザーの現在のIPアドレスを検知し、「あなたのIPアドレスは公開されています」と表示します。

これは、ユーザーにプライバシー保護の必要性を感じさせ、自社サービスの契約を促すための広告手法なのです。

したがって、このメッセージが表示されたからといって、お使いのPCがウイルスに感染したとか、特別な危険にさらされているというわけではありません。

インターネットに接続している限りIPアドレスは常に公開状態にあるため、その事実を指摘して、解決策として自社サービスを提示しているのです。

 

IPアドレスが公開されるとどうなる?

IPアドレスが公開されること自体は、前述の通り、インターネットの基本的な仕組みであり、通常は過度に心配する必要はありません。

では、IPアドレスから具体的にどのような情報が分かり、どのような情報が分からないのでしょうか。

IPアドレスから第三者が知ることのできる情報と、知ることのできない情報を以下の表にまとめました。

わかる情報わからない情報
氏名・名称
都道府県や市区町村などのおおまかな地域番地までの正確な住所
利用しているインターネットサービスプロバイダ(ISP)電話番号・メールアドレス
契約している回線(例:NTT、auひかり等)クレジットカード情報

このように、IPアドレス単体で個人の氏名や詳細な住所、連絡先といったプライバシー情報が直接特定されることは基本的にはありません。

あくまで「東京都の〇〇というプロバイダを使っている人」といったレベルの情報までしか分からないのです。

Webサイトの運営者は、日々世界中からアクセスしてくる無数のIPアドレスを見ていますが、それだけで個人を特定することは不可能です。

 

表示されること自体の危険性について

「あなたのIPアドレスは公開されています」という表示自体に直接的な危険はありません。

しかし、IPアドレスが公開されている状態でインターネットを利用し続けることには、いくつかの潜在的なリスクが伴う可能性があります。

一つは、サイバー攻撃の標的になる可能性です。

悪意のある第三者は、特定のIPアドレスに対して、サービスの利用を妨害するDDoS攻撃を仕掛けたり、システムの脆弱性を探して不正アクセスを試みたりすることがあります。

また、あなたの閲覧履歴や興味関心を分析され、執拗なターゲティング広告の対象になることも考えられます。

IPアドレスと他の情報(SNSの投稿内容や写真の位置情報など)が結びつくと、より詳細な個人プロファイルが作成され、プライバシー侵害のリスクが高まることも否定できません。

言ってしまえば、IPアドレスは家の住所そのものではなく、「〇〇市」という情報に近いものです。

それだけでは誰の家か分かりませんが、他の情報と組み合わせることで、徐々に個人が特定されるリスクが生じる、と理解しておくとよいでしょう。

 

ネットトラブルと開示請求の仕組み

通常、IPアドレスから個人を特定することはできませんが、例外的なケースが存在します。

それは、インターネット上で誹謗中傷や著作権侵害といった違法行為が行われた場合です。

この場合、被害者は「発信者情報開示請求」という法的な手続きを踏むことで、発信者の個人情報を特定できます。

この手続きは、大きく分けて二つの段階で進められます。

 

1. サイト管理者へのIPアドレス開示請求

まず被害者は、誹謗中傷などの書き込みがあったWebサイトの管理者に対して、裁判手続きを通じて書き込みを行った人のIPアドレスとタイムスタンプ(書き込み日時)の開示を求めます。

 

2. プロバイダへの契約者情報開示請求

次に、開示されたIPアドレスとタイムスタンプを元に、そのIPアドレスを管理しているインターネットサービスプロバイダ(例:NTT、SoftBankなど)を特定します。

そして、プロバイダに対して再び裁判手続きを行い、該当の日時にそのIPアドレスを使用していた契約者の氏名、住所、連絡先などの開示を求めるのです。

このように、開示請求は裁判所が関与する厳格な手続きであり、違法性が認められない限り行われることはありません。

そのため、単にExpressVPNの広告が表示されたというだけで、自分の個人情報が勝手に開示されることはないので、その点は安心してください。

 

ExpressVPN「あなたのipアドレスは公開されています」への対処法

ExpressVPN「あなたのipアドレスは公開されています」への対処法

※画像はイメージ:VPNログ

ExpressVPNは安全なサービスか

「あなたのIPアドレスは公開されています」という少々不安を煽るような広告手法から、ExpressVPN自体の安全性に疑問を持つ方もいるかもしれません。

しかし、ExpressVPNはVPN業界において世界的に高い評価を得ている、信頼性の高いサービスの一つです。

その安全性の根拠として、主に以下の三点が挙げられます。

 

強力な暗号化技術

ExpressVPNは、AES-256という現在最高レベルとされる暗号化技術を採用しています。

これはアメリカ政府や軍事機関でも採用されている非常に強固な規格であり、第三者が通信内容を解読することは事実上不可能です。

これにより、フリーWi-Fiなどセキュリティの低いネットワークでも安全に通信を行えます。

 

厳格なノーログポリシー

ExpressVPNは、ユーザーの通信ログ(どのサイトにアクセスしたか、何をダウンロードしたかなど)や接続ログ(接続元のIPアドレスなど)を一切保存しない「ノーログポリシー」を掲げています。

このポリシーは、大手監査法人であるPwC(プライスウォーターハウスクーパース)による第三者監査を複数回受けており、その信頼性が客観的に証明されています。

 

VPNサーバーのセキュリティ

世界105カ国に多数のサーバーを設置しており、すべてのサーバーはRAM(揮発性メモリ)のみで稼働する「TrustedServerテクノロジー」を採用しています。

これは、サーバーの電源がオフになるたびにすべてのデータが完全に消去される仕組みであり、万が一サーバーが押収されても、データが抜き取られる心配がありません。

ただし、ExpressVPNは高機能な分、料金は他のVPNサービスと比較してやや高価な部類に入ります。

信頼性とコストのバランスを考慮して、導入を検討することが大切です。

 

ExpressVPNはIPアドレスを追跡できますか?

この疑問への答えは、「ノーログポリシー」を遵守している限り、ExpressVPNがユーザーのIPアドレスを意図的に追跡・保存することはない、と考えられます。

前述の通り、ExpressVPNはユーザーのプライバシー保護を最重要視しており、ユーザーがどのIPアドレスから接続し、VPNを通じて何を行ったかを記録しない方針を明確にしています。

もしVPNサービスがユーザーのIPアドレスや活動ログを保存していた場合、政府機関などからの要請があれば、その情報を提出する義務が生じる可能性があります。

しかし、ExpressVPNのようにそもそもログを一切保存していないサービスであれば、提出を求められても提供できるデータが存在しません。

トルコで発生した事件において、当局がExpressVPNのサーバーを押収したものの、捜査に有用なログが見つからなかったという事例は、同社のノーログポリシーが実際に機能していることを示す好例と言えます。

したがって、ExpressVPNを利用することで、自分の本当のIPアドレスはExpressVPN自身にも追跡されることなく、インターネットを利用できると期待できます。

 

IPアドレスを非公開にするデメリットは?

VPNを利用してIPアドレスを非公開にすることは、プライバシー保護やセキュリティ向上に大きく貢献しますが、いくつかのデメリットや注意点も存在します。

 

通信速度の低下

VPNを利用すると、通信は一度VPNサーバーを経由するため、直接インターネットに接続する場合と比較して通信速度が低下する可能性があります。

特に、物理的に遠い国や利用者が多いサーバーに接続すると、速度の低下が顕著になることがあります。

もっとも、ExpressVPNのような高品質なVPNサービスは、速度低下を最小限に抑える技術開発に力を入れているため、動画視聴やオンラインゲームなども多くの場合で快適に利用できます。

 

一部サービスへのアクセス制限

セキュリティ上の理由から、一部のWebサイトやオンラインサービス、特にオンラインバンキングや決済サービスなどは、VPN経由でのアクセスをブロックする場合があります。

これは、不正アクセスを防ぐための措置です。

もし特定のサービスにアクセスできなくなった場合は、一時的にVPN接続をオフにする必要があります。

 

コストの発生

信頼性の高いVPNサービスは、基本的に有料です。無料のVPNサービスも存在しますが、運営コストを賄うためにユーザーのデータを第三者に販売したり、広告を表示したり、セキュリティが脆弱であったりするケースが多く、プライバシー保護の観点からは推奨できません。

安全性を確保するためには、月額数百円から千円程度のコストがかかることを理解しておく必要があります。

 

PC起動時のスタートアップを無効にする方法

ExpressVPNがPCの起動と同時に自動で立ち上がる「スタートアップ」設定が煩わしいと感じる場合は、簡単な手順で無効にできます。

 

Windowsの場合

  1. タスクバーで右クリックし、「タスクマネージャー」を選択します。
  2. タスクマネージャーのウィンドウが開いたら、左側のメニューから「スタートアップ アプリ」(または「スタートアップ」タブ)をクリックします。
  3. 一覧の中から「ExpressVPN」を見つけ、選択した状態で右クリックし、「無効化」を選択します。
  4. これで、次回以降PCを起動してもExpressVPNは自動で立ち上がらなくなります。

 

macOSの場合

  1. Appleメニューから「システム設定」を開きます。
  2. 左側のサイドバーで「一般」をクリックし、右側で「ログイン項目」を選択します。
  3. 「ログイン時に開く」のリストに「ExpressVPN」があれば、それを選択し、下部にある「ー」(マイナス)ボタンをクリックして削除します。
  4. これにより、Macの起動時にExpressVPNが自動で実行されることはありません。

必要な時だけ手動でExpressVPNを起動するように設定を変更することで、PCの起動時間を短縮し、メモリの消費を抑えることができます。

 

不要な場合のアンインストール手順

ExpressVPNを試してみた結果、自分には不要だと判断した場合や、プリインストールされていたものを削除したい場合は、以下の手順でアンインストール(削除)できます。

 

Windowsの場合

  1. 「スタート」ボタンをクリックし、「設定」(歯車アイコン)を選択します。
  2. 「設定」ウィンドウで「アプリ」をクリックします。
  3. 「アプリと機能」の一覧が表示されるので、スクロールして「ExpressVPN」を探します。
  4. 「ExpressVPN」をクリックし、「アンインストール」ボタンを押します。確認のメッセージが表示されたら、再度「アンインストール」をクリックして実行します。

 

macOSの場合

  1. 「Finder」を開き、サイドバーから「アプリケーション」フォルダに移動します。
  2. アプリケーションの一覧から「ExpressVPN.app」を探します。
  3. 「ExpressVPN.app」をドラッグして、Dockにある「ゴミ箱」に移動させます。(または、右クリックして「ゴミ箱に入れる」を選択します)
  4. 最後に、ゴミ箱を空にすることで、アンインストールが完了します。

これらの手順で、アプリケーション本体をPCから完全に削除することが可能です。

30日間の返金保証期間内に解約・アンインストールする場合は、忘れずに公式サイトで返金手続きを行いましょう。

 

ExpressVPN「あなたのipアドレスは公開されています」のまとめ

ExpressVPN「あなたのipアドレスは公開されています」のまとめ

※画像はイメージ:VPNログ

ポイント

  • 「あなたのIPアドレスは公開されています」はExpressVPNの広告表示
  • IPアドレスが公開されていること自体はインターネット利用時の通常状態
  • この表示が出ても直ちに危険が及ぶわけではない
  • IPアドレスはインターネット上の住所のような識別番号
  • IPアドレス単体で氏名や正確な住所の特定は不可能
  • わかるのは国、地域、利用プロバイダといった大まかな情報
  • PCにExpressVPNがプリインストールされている場合がある
  • これはPCメーカーとExpressVPNのパートナー契約によるもの
  • プリインストールされているだけでは料金は発生しない
  • ネット上の違法行為は発信者情報開示請求で個人が特定されうる
  • ExpressVPNは通信を暗号化しIPアドレスを隠すVPNサービス
  • 安全性は高く、ノーログポリシーは第三者機関に監査されている
  • VPN利用には通信速度の低下やコスト発生などのデメリットもある
  • PC起動時に自動で立ち上がる設定はスタートアップから無効化可能
  • 不要であれば通常のアプリと同様にアンインストールできる

\2年+4カ月延長!61%オフ /

30日間返金保証付き

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

VPN

VPN選びで迷えるあなたのための情報サイト『VPN-log』へようこそ。
各サービスを実際に使い、正直な情報だけをお届けすることを約束します。
また、Amazonのアソシエイトとして、当ブログは適格販売により収入を得ています。

-ExpressVPN