海外から日本のサービスを利用したい、あるいはセキュリティを強化したいといった理由でVPNを検討する中で、ExpressVPNの日本サーバーについて詳しく知りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そもそもExpressVPNは必要なのか、具体的な料金はいくらで、ExpressVPNの料金を日本円で支払うことはできるのか、といった点は気になるところです。
また、日本サーバー数や接続に最適なロケーションのおすすめ、実際のサービスの評判も事前に把握しておきたいものです。
さらに、利用する上での危険性や、ExpressVPNの利用が違法にならないか、そして運営会社であるExpressVPNの所在地はどこなのかという信頼性に関する情報も大切になります。
この記事では、これらの疑問に全てお答えし、基本的なログイン方法から万が一の解約手順に至るまで、ExpressVPNの日本サーバーに関する情報を網羅的に解説します。
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ExpressVPNの日本サーバーの基本情報と評判
※画像はイメージ:VPNログ
ポイント
ExpressVPNの日本のサーバー数を解説
ExpressVPNは、日本国内に高速で安定した接続を提供するためのサーバーを複数設置しています。
これらのサーバーは、海外から日本のコンテンツにアクセスしたいユーザーや、日本国内でプライバシーを保護したいユーザーにとって、重要な役割を果たします。
ExpressVPNは2025年現在、世界105カ国に3,000台以上のサーバーを展開しており、そのグローバルネットワークの一部として日本のサーバーが機能しています。
特筆すべきは、日本のサーバーが「仮想サーバー」ではない点です。
これは、サーバーの物理的な所在地と登録されているIPアドレスの国が一致していることを意味し、より信頼性が高く安定した接続が期待できます。
サーバーが複数あることの大きなメリットは、負荷分散による通信速度の維持です。
一つのサーバーにアクセスが集中すると速度が低下する恐れがありますが、複数のサーバーがあればトラフィックが分散され、どの時間帯でも快適な利用が可能となります。
このように、ExpressVPNは日本国内に質の高いサーバーインフラを確保することで、ユーザーに快適なVPN体験を提供しているのです。
日本国内のロケーションおすすめはどこ?
ExpressVPNで日本のサーバーに接続する際、どのロケーションを選ぶべきかは、利用者の環境と目的によって異なります。
基本的には、物理的な距離が最も近いサーバーを選択することが、通信速度を最大化する上で最も効果的です。
スマートロケーション機能の活用
ExpressVPNのアプリには、「スマートロケーション」という便利な機能が搭載されています。
この機能は、ダウンロード速度、遅延(レイテンシ)、距離といった複数の指標を基に、ユーザーにとって最もパフォーマンスの高いサーバーを自動で検出し、接続を推奨してくれます。
どのサーバーを選べばよいか分からない場合は、まずこのスマートロケーション機能を利用するのが良いでしょう。
手動で選択する場合の考え方
手動でサーバーを選ぶ場合、日本のロケーションとしては主に東京、渋谷、横浜などが利用可能です。
例えば、東日本にお住まいの方は東京や横浜のサーバー、西日本にお住まいの方は物理的に最も近い東京のサーバーを選択するのが理にかなっています。
通信速度はサーバーまでの距離に大きく影響されるため、自宅や利用場所から近いサーバーを選ぶことで、データの送受信にかかる時間を短縮し、よりスムーズなブラウジングやストリーミングが可能になります。
特定のサービスへのアクセスに問題がある場合は、別のロケーションのサーバーに切り替えて試すことで、問題が解決することもあります。
ExpressVPNの気になる評判をチェック
ExpressVPNは世界的に評価の高いVPNサービスですが、利用者からの評判は多岐にわたります。
サービス選択の参考にするため、良い評判と注意すべき点の両方を客観的に見ていきましょう。
良い評判
多くのユーザーから支持されているのは、その卓越した通信速度と安定性です。
独自開発の「Lightway」プロトコルにより、VPN接続中の速度低下が少なく、4K動画のストリーミングやオンラインゲームでもストレスを感じにくいという声が多数あります。
また、強固なセキュリティ機能も高く評価されています。
軍事レベルの暗号化や信頼性の高いノーログポリシー、第三者機関による監査などが、プライバシーを重視するユーザーに安心感を与えています。
さらに、Windows、Mac、スマートフォン、ルーターなど、幅広いデバイスに対応したアプリの使いやすさも好評です。
注意すべき評判
一方で、料金面に関する指摘も見受けられます。
他の主要なVPNサービスと比較して、ExpressVPNの料金はやや割高に設定されています。
高品質なサービスを維持するためのコストと考えることもできますが、コストパフォーマンスを最優先するユーザーにとってはデメリットに感じるかもしれません。
また、特定の動画配信サービス(VOD)では、ExpressVPNからのアクセスがブロックされる場合があるという報告もあります。
これはVOD側がVPNを検知してアクセスを制限するためで、ExpressVPNに限った問題ではありません。
しかし、サーバーやロケーションを切り替えることで視聴可能になるケースも多いため、一概に視聴できないと断定はできませんが、注意点として挙げられます。
ExpressVPNの料金プランについて
ExpressVPNの料金プランは、契約期間が長くなるほど月額あたりの費用が割安になる体系を採用しています。
そのため、短期的な利用よりも長期間の利用を検討しているユーザーにとって、よりメリットの大きい価格設定となっています。
以下に、2025年6月時点での主な料金プランをまとめました。
料金は米ドル建てであり、日本円の価格は為替レートによって変動するため、あくまで参考値としてご確認ください。
契約期間 | 月額料金(米ドル) | 割引と特典 |
1ヶ月プラン | $12.95 | なし |
6ヶ月プラン | $9.99 | 1ヶ月プランより割安 |
12ヶ月プラン | $6.67 | 3ヶ月無料特典付き |
このように、最もお得なのは12ヶ月プランで、追加で3ヶ月間無料で利用できる特典が付いてくることが多いです。
このプランを選択すると、実質的に15ヶ月間利用でき、月額換算のコストを大幅に抑えることが可能になります。
また、ExpressVPNは全てのプランに「30日間全額返金保証」を付けています。
これにより、サービスに満足できなかった場合でも、契約から30日以内に申し出ることで支払った料金の全額が返金されます。
この保証があるため、実際の通信速度や使い勝手をリスクなく試すことができるのは、大きな利点です。
ExpressVPNの料金は日本円で支払える?
ExpressVPNのサービス料金は、支払い自体は日本からも問題なく行えますが、決済の基準通貨は米ドル(USD)となっています。
これはExpressVPNが海外に拠点を置く企業であるためです。
公式サイトで表示される料金は基本的に米ドルであり、クレジットカードなどで支払う際には、決済日の為替レートに基づいて日本円に換算された金額が請求されます。
そのため、円安や円高といった為替の状況によって、実際の日本円での支払額が変動する可能性がある点を理解しておく必要があります。
支払い方法については、多様な選択肢が用意されています。
- クレジットカード: Visa、Mastercard、American Express、JCBなど主要なカードに対応しています。
- PayPal: 世界的に利用されているオンライン決済サービスです。
- ビットコイン: 匿名性を重視するユーザー向けに、暗号資産での支払いも可能です。
- その他: WebMoneyやUnionPayなど、他の決済手段にも対応しています。
ここで注意したいのは、日本のクレジットカード会社を通じて米ドル建ての決済を行う場合、カード会社が定める「海外利用手数料」または「為替手数料」(通常1.6%~2.5%程度)が別途加算されることがある点です。
これはExpressVPNが請求する料金ではなく、カード会社の規定によるものなので、利用するカードの規約を事前に確認しておくとよいでしょう。
ExpressVPNの日本サーバーの安全性と使い方
※画像はイメージ:VPNログ
ポイント
ExpressVPNに潜む危険性とは
VPNサービスの利用を検討する際、その安全性や潜在的な危険性について懸念を持つのは自然なことです。
特に無料VPNサービスの中には、利用者の通信ログを収集して第三者に販売したり、セキュリティが脆弱だったりするものが存在するため、注意が求められます。
しかし、ExpressVPNは有料サービスとして、プライバシー保護とセキュリティ対策に力を入れています。
サービス自体に内在する危険性は非常に低いと考えられます。その理由は、以下のような強固なセキュリティ機能にあります。
- AES-256暗号化: アメリカ政府も採用する最高水準の暗号化技術で、通信内容を傍受されても解読されることはほぼ不可能です。
- ノーログポリシー: 利用者のIPアドレス、閲覧履歴、DNSクエリといった活動ログや接続ログを一切記録・保存しない方針を掲げています。このポリシーは第三者機関の監査によっても証明されています。
- TrustedServer技術: 全てのサーバーがハードディスクを持たず、RAM(メモリ)のみで動作する技術です。サーバーが再起動されるたびに全てのデータが消去されるため、情報漏洩のリスクを極限まで低減します。
- キルスイッチ(Network Lock): 万が一VPN接続が予期せず切断された場合に、インターネット通信を自動的に遮断し、利用者の本当のIPアドレスが漏れるのを防ぎます。
ただし、ExpressVPNが安全なサービスであっても、利用方法によってはリスクが生じる場合があります。
例えば、VPNを接続していても、フィッシング詐Eはもちろん防げませんし、マルウェアに感染したファイルを開けばデバイスは危険に晒されます。
VPNは通信経路を保護するものであり、インターネット上のあらゆる脅威から守ってくれる万能の盾ではないという点は理解しておくべきでしょう。
ExpressVPNの所在地と運営会社の信頼性
VPNサービスの信頼性を判断する上で、運営会社の本拠地(所在地)は非常に重要な要素となります。
なぜなら、その国の法律が、企業のデータ保持義務や政府への情報提供義務に大きく影響するからです。
ExpressVPNの運営会社「Express VPN International Ltd.」は、イギリス領ヴァージン諸島に本拠地を置いています。
この場所は、プライバシー保護の観点から大きなメリットがあります。
イギリス領ヴァージン諸島にはデータ保持法が存在せず、企業に対して顧客の通信記録を強制的に保存させる法律がありません。
さらに、この地域は「5アイズ」「9アイズ」「14アイズ」といった、国家間で国民の通信情報を監視・共有する国際的な協定(情報共有同盟)の管轄外にあります。
これにより、他国政府からの圧力で利用者のデータを開示するよう求められるリスクが大幅に低減されます。
このような法的に有利な環境に加えて、ExpressVPNは企業の透明性を高めるための取り組みも行っています。
前述の通り、同社はノーログポリシーが実際に守られていることを証明するために、世界的な監査法人であるPwC(プライスウォーターハウスクーパース)やKPMGによる独立した監査を定期的に受けています。
これらの監査報告書は公開されており、誰でもその内容を確認できます。
法的な保護と積極的な情報公開という二つの側面から、ExpressVPNの運営は高い信頼性を持っていると考えられます。
ExpressVPNの利用は違法になるのか解説
日本国内において、ExpressVPNを含むVPNサービスを利用すること自体は、完全に合法です。
日本の法律には、VPNの利用を禁止したり、制限したりする規定は存在しません。
個人がプライバシー保護やセキュリティ強化、あるいは海外のコンテンツへのアクセスといった目的でVPNを使用することは、何ら法的な問題にはなりません。
ただし、注意すべきは「VPNを使って何をするか」という点です。
VPNはあくまで通信を暗号化し、IPアドレスを隠すためのツールです。
このツールを使って違法な行為を行えば、その行為自体が法律によって罰せられることになります。
例えば、以下のような行為は違法です。
- 著作権で保護された映画や音楽などを、権利者の許可なくダウンロードまたはアップロードする行為。
- 他人を誹謗中傷したり、脅迫したりする行為。
- 不正アクセスやサイバー攻撃を行う行為。
VPNを利用していたとしても、これらの犯罪行為が免責されるわけではありません。
また、世界的に見ると、国によってはVPNの利用が厳しく制限または禁止されている場合があります。
例えば、中国、ロシア、イラン、アラブ首長国連邦などでは、政府が承認したVPN以外の利用は違法と見なされる可能性があります。
これらの国へ渡航する際には、現地の法律を事前に確認し、慎重に行動することが求められます。
ExpressVPNへのログイン方法
ExpressVPNの利用を開始し、サービスにログインするまでの手順は非常にシンプルで、初心者の方でも直感的に進めることができます。
基本的な流れは、アカウントを作成し、専用アプリをダウンロードしてサインインするだけです。
ステップ1: プランの選択とアカウント作成
まず、ExpressVPNの公式サイトにアクセスし、希望する料金プラン(1ヶ月、6ヶ月、12ヶ月など)を選択します。
次に、メールアドレスを入力し、支払い方法(クレジットカード、PayPalなど)を選択して購入手続きを完了させます。
このとき入力したメールアドレスが、あなたのアカウントになります。
ステップ2: アプリのダウンロードとインストール
購入が完了すると、パスワードの設定画面や、各デバイス用のアプリをダウンロードするページが表示されます。
Windows、Mac、iPhone、Androidなど、利用したいデバイスに応じたアプリをダウンロードし、画面の指示に従ってインストールしてください。
このとき、アクティベーションコードが表示されることがあります。
このコードは後で必要になるため、コピーするかメモしておきましょう。
ステップ3: サインインと接続
インストールが完了したアプリを起動すると、サインイン画面が表示されます。
ここで、アカウント作成時に登録したメールアドレスと設定したパスワードを入力してサインインします。
場合によっては、ステップ2で控えておいたアクティベーションコードの入力が求められることもあります。
サインインが完了すると、アプリのメイン画面が表示されます。
大きな電源ボタンのようなアイコンをクリックまたはタップするだけで、最適なサーバーに自動的に接続されます。
もちろん、ロケーション一覧から日本や他の国のサーバーを手動で選択して接続することも可能です。
ExpressVPNの解約方法と注意点
ExpressVPNのサービスが不要になった場合、解約(サブスクリプションの自動更新停止)手続きは、公式サイトのアカウントページから簡単に行うことができます。
解約(自動更新停止)の手順
公式サイトにサインイン
まず、ExpressVPNの公式サイトにアクセスし、登録したメールアドレスとパスワードでマイアカウントにサインインします。
サブスクリプション設定へ移動
ダッシュボード内にある「サブスクリプション」または「登録内容の管理」といった項目をクリックします。
自動更新をオフにする
現在の契約状況が表示されるページで、「自動更新をオフにする」または「Turn Off Automatic Renewal」というリンクを探してクリックします。
確認画面で手続きを完了
画面の指示に従って数回クリックすると、「お客様のサブスクリプションは、現在の契約期間の最終日にキャンセルされました」といったメッセージが表示され、手続きは完了です。
この手続きを行うと、次回の請求は発生しなくなります。
解約に関する注意点
契約期間満了までは利用可能
自動更新を停止しても、すぐにサービスが使えなくなるわけではありません。
支払いが完了している現在の契約期間の最終日までは、引き続きExpressVPNを利用することができます。
アプリの削除だけでは解約にならない
スマートフォンやPCからアプリをアンインストールしただけでは、サブスクリプションは解約されません。
必ず公式サイトで自動更新の停止手続きを行ってください。
30日間返金保証の利用方法
もし契約から30日以内で全額返金を希望する場合は、上記の解約手続きとは別に、ExpressVPNのサポートチームにライブチャットまたはメールで連絡する必要があります。
「返金保証を利用したい」と伝えることで、返金手続きを進めてもらえます。
自動更新を停止しただけでは返金は行われないため、注意が必要です。
ExpressVPNの日本サーバーは必要かを総括
※画像はイメージ:VPNログ
この記事で解説した内容を基に、ExpressVPNおよびその日本サーバーの活用について、重要なポイントを以下にまとめます。
ポイント
- ExpressVPNは世界105カ国にサーバーを設置している
- 日本国内には東京・横浜・渋谷などに物理サーバーがある
- 日本のサーバーは高速で安定した接続を提供
- 海外から日本の動画配信サービス視聴に役立つ
- セキュリティ強化やプライバシー保護に有効
- 料金は米ドル建てで長期プランほど割安になる
- 全てのプランに30日間の全額返金保証が付帯
- 支払い方法はクレジットカードやPayPalなど多彩
- AES-256ビット暗号化で通信を強力に保護
- ノーログポリシーは第三者機関の監査で証明済み
- 本拠地は情報監視同盟の管轄外でプライバシーに有利
- 日本国内でのVPN利用は完全に合法
- 専用アプリは直感的で初心者にも使いやすい
- 1契約で最大8台のデバイスを同時接続可能
- 解約はウェブサイトから簡単に手続きできる
- 返金保証の適用にはサポートへの連絡が必須
- 通信速度とセキュリティの高さを重視するユーザーに適している
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